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メモ166
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東のエデン劇場版I The King of Eden


見てきました。
ユナイテッドシネマ豊洲。
豊洲って、初めて降りたなー。クレーンがたくさんあって、次行くときはカメラ持っていこうと思った次第。

これはテレビアニメの続きを描いた映画です。
もともとテレビアニメ版のみでは完結せず、映画をその後2本上映することで完結させるというつくりのもの。
エヴァといいこれといい、そして「新たなカットを加えた」系のもの然り、最近は映画で2本立てなどで繋げるつくりが多いですね。
元々のファン層でないと入り込めないところではあるけれど、現在の市場で考えると、こういった手法の方がよいのでしょうか。
※あの「空の境界」に至っては、全7部構成で映画を上映し、それでもファン層のみはしっかりと見に来てましたしね。


中身に関して、とてもおもしろかったです。
まだまだ物語としては序章にすぎない。といったところで終わる。
見終わった瞬間は「え、もう終わり?まだこれからでしょ?」といったぐらい。
でも今回は、それでいいと思いました。
それがいい、と。

前述でもあるように、最近は一種の「焼き直し」とも思える作品が多く、
それらの楽しみ方は「どんな話が次あるのか!?」ではなく、「ここをこんな見せ方に変えたのか!」といった、楽しみ方になりつつあったから。
(そこにはそれなりの楽しみがあり、それを否定する気もないんです)
けれどこの作品は違う。
完結していない話の、その続きが、先にあることをしっかりと提示してくれている。
それだけで私たちは、次回までの3〜4ヶ月間を待つことができる。
連続ドラマなどと同じ感覚で。間隔で?


また、この作品内に決まって登場する「ノブレス・オブリージュ」という言葉。
ここには「持てるものの義務」という意味がある。
「やれる人間がやらない」自体が罪なのだというテーマがそこにあり、主人公たちはその言葉に動かされています。
僕らはどうだろう。私たちは、どうだろう。
いつも「やれることがある」のについないがしろにしてしまっていることは、あるのかもしれない。

僕らは、逃げるのか、それとも立ち向かうのか。
私たちの日常もそうですが、
この物語に現れるみんながそれぞれの「できること」を、
きっと次の完結編、「 劇場版Ⅱ Paradaise Lost 」で知ることに、観ることになるんだと思いました。


今回、ふとしたキッカケで13人で映画を観にいったんです。
新しい出会いがあり、今後も色々と話をしたい人が居て。
今後ほかの場でもご飯に行ったりしたいですね。
もちろん次回作も、みなさんで行けたらいいな。


興味のある方は、テレビ版のDVDも全巻すでにレンタルを開始しています。
11話までなのですぐに追いつけるはず。是非。
by arittakewinds | 2009-12-06 11:01 | memo
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