ご飯を3人で
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こいつの話は長いと彼がいう。
彼女は「つい言いたいことの経緯から何から何まで話してしまう」と。
以前は近所に住んでいた友人と、その相方と3人で久し振りにご飯を食べている時に、そんな話になった。


「だって、その時にいた人はどういう人で、私がその人のことどう思っているかまで知ってもらわないと、その時の流れが伝わらないでしょ」
わかるよ、と私はいう。わかるでしょ、と。


私も同じようなきらいがある。
と、自身を稀に振り返ると、感じずにはいられない。
だからこそ、彼女の話に「わかるよ」と相づちを打ったわけ。

つい言いたいことを全て言おうとしてしまうんだよね。
「今日食べたカレーが美味しかったよ」
その結果が伝われば、少なからず誰もが理解をしてくれるとは思う。
それでもつい、言いたくなってしまうことが沢山あるんだよね。
「今日食べたカレーなんだけど、お店が原宿にあって、そのお店がオーガニックな雰囲気のおしゃれなカフェで、木をふんだんに使った店内も素敵で、(省略)〜そこで食べたカレーが美味しかったよ」
その時見たこと、感じたこと全てを伝えたくなってしまうのだろう。
私と本当に同じであれば。


つい上の空になってしまうという友人は言う。
「それでとりあえず、はいはい頷いておくと、聞いてないでしょ、といったことになるんだよ。だから短くまとめてくれって言うんだ」

ごもっともな話だと思う。
その結果が伝われば、少なからず彼は理解をしてくれるとは思う。

「確かに短く話してくれるんだ。けど、ただ早口になるだけなんだよ」

内容量は変わらない。
ただ、"短く"話しただけ。

彼女にも異論はあるようで、彼にももちろん意見はあるようで。
笑いながら2人の話を聞いていました。
「どう思う?」と聞かれて、そりゃ確かに短くはなってるよね、と。

またご飯一緒に、行こうねと別れた後、
2人はその帰り道も、長くて短い話を繰り返していたのかなあなんて、
思いながら帰りました。
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by arittakewinds | 2010-01-17 01:37 | days
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