「
恋愛睡眠のすすめ 」
原題は、「 The Science of Sleep 」
邦題はいまいちだなぁ、と思っていた。
何か、ずれてる感じ。
中身は本当に、監督のミシェル・ゴンドリー色満載という感じ。
これまでのPV作品でも使われていたようなクラフト感をふんだんに使った表現だったり、
音楽とあわせた表現だったり、好きな人には堪らない、と思う。
けれど、個人的には長尺のものなのだから、もう少しおちついてもよかったんじゃないかな、と。
ほんとにそういうのって好み、なんだなぁ。
どちらかといえば 「
エターナル・サンシャイン 」 の方が好き。
でも、ガエル・ガルシア・ベルナルのダメ男っぷりとか、
シャルロット・ゲンズブールのなんだかよくわからないけど雰囲気美人なところとか(「
僕の妻はシャルロット・ゲンズブール」をまた観たくなった)、
HPのなんだかはちゃめちゃな造りとか、
いいなぁ、と感じた部分が沢山あったことも、事実。
だから、つまらなかったというわけではないの。決して。
でもまぁ、万人受けはしないだろうな、と思う。