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メモ114
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最近読んだ本を。
左から。


グッバイ・チョコレート・ヘヴン ~黒い穴編~ : 荒木スミシ 著

この人の本は初めて。あ、というか今回のエントリは全部初めて読んだ人かも。
なんとなく、この人は表紙を見て舞城王太郎的な感じなのかなと思い、購入。

まぁ、確かにそんな感じではあったかも。
でも少々勢いで書いた感を感じた。かな。
きっと、これは中学生あたりの子が読むとより気持ちが入るのかもしれない。
ちなみにこの本は、以前に幻冬舎より出版された
「グッバイ・チョコレート・ヘヴン」と「チョコレート・ヘヴン・ミント」の2冊を
再編集、改筆したもの、らしい。

バーチャルな小説です。




うれしい悲鳴をあげてくれ  : いしわたり淳治 著

高校生の頃からよく聴いてた元SUPERCARのメンバー、いしわたり淳治氏の著書。
エッセイとショートショートの複合本。

なんでこれを読もうと思ったんだろう。
確か、HALCALIのブログをたまたま見たら、コレ読んでるという記事があって、
へーそんなのあるんだ、読んでみようかな。みたいな流れで行き着いたはず。
あ、HALCALI の It's PARTY TIME! の PV は、なんか可愛いです。


ショートショートはどこかで読んだことあるような、ないような感じだが、
むしろだからこそ歌詞が書けるのかなと感じた。

エッセイの中でも特に“DANCE IN THE BOOOOOM”という題の記事が印象深い。
“木を見て森を見ず。”
肝に銘じたい。




まほろ駅前多田便利軒 : 三浦しをん 著

直木賞受賞作家の著者の、受賞作品。
古本屋できれいな状態で(しかもすっごい安く)置いてあったので、購入。

読む前はもっと違う雰囲気のものだと思っていたのだけれど、
思いのほかラフ。
男二人が便利屋で働きつつ、いろんな人と触れ合っていく、みたいな。
というか、まず登場人物の苗字が“行天(ぎょうてん)”という謎。
なんでそんな名前にしたんだろう。

色々調べてみると、この著者、BLが大好きだそう。
そう言われれば、なんとなく設定がそういう雰囲気があるかも。
まぁ、読んだことないから想像の範疇を超えないのだけれど。

連続ドラマとかに適してると思います。
まぁ、とりあえずあと2冊くらいはこの人の読んでみよう。




もう誘拐なんてしない : 東川篤哉 著

ミステリーというジャンル分けされているけれど、もっとゆるい作品。
狂言誘拐をすることになった大学生と女子高生のお話。
途中までは冒険!といった流れだけれど、
最後に近づくにつれ、ミステリー調がさすがに出てきていた。

が、種明かしが矢継ぎ早すぎて、ちょっと物足りなかった気分。
もう少し溜めた演出があってもよかったかも。

あと、エピローグ的な部分がもう少しあると嬉かった。

とかなんとか言いつつも、読みやすく電車の中とかでも
サラサラいける本です。




あと、最近漫画だと「よつばと」と「僕とポーク」を読了。
どちらもなんとなく食わず嫌いしてたけど、おもしろかったです。
「よつばと」は「団地ともお」に通じる何かがあり
(1,2巻しか読んでないからなんとも言えないけど)、
「僕とポーク」の表題作はまさに“泣かせる”話であり。

こちらも気になれば、是非。
by arittakewinds | 2008-02-17 21:00 | memo
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