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漫画が好きだから
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漫画が好きだから、つい本屋に入るとそのコーナーに足を運んでしまう。
次に、小説(単行本)の新作コーナー。文庫本。
その後は、ぶらぶらといろんなコーナーを物色して回る。
そんな流れが、基本だったりします。
本は、基本何でも好きです。


どの漫画が一番好きですか。
そんなことを聞かれたら、きっとね、困ってしまう。
あれも好きだし、これも好きだし、きっと、今度出るあれも、好きかもしれないから。


ここ最近、会社の先輩と、漫画の貸し借りをしていたりする。
自分が読んでみようと思わなかったもの、読みたかったけれど、忘れていたもの。
いろんな物が、その人それぞれの趣向で広げられてくる、その瞬間は、とても楽しくて。


昨日、先輩から数冊貸していただいた。
一気に、物語を続けて読むことができるって、嬉しいね。幸せだね。
今日の午前中は、それを読みながら、週末の過ごし方でも考えようよ。


好きな本、好きなフレーズとか、
色々ね、聞いたりしながら話をするのも、読むのと同じぐらい、好きです。
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by arittakewinds | 2011-03-26 08:48 | days
メモ159
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団地ともお/小田扉  、 よつばと!/あずまきよひこ 」



久々に、読んだ本というか、読んでいる本のことを。
といっても今回は2冊ともにマンガ。
ちょっと前から好きでずっと読んでいる2冊をご紹介。

左から。

「 団地ともお 」

これは、団地に住む小学生ともおとその周辺のみんなの日常を描いた物語。
とっても面白いです。
ちょっと昔のような、そうでもないような、そんな時代を感じさせる面々。

何がおもしろいかって、そのギャグと「なんだかちょっとありそう」なそのシチュエーション。
また一見「リアルな子供の気持ちだなあ」と思うのだけれど、実は全然そんなことがなく、きっと僕ら(のような大人)が「こうあって欲しい、こうあって欲しかった」という演出が色んな場面に施されている。
そこがまた、とてもいい。

僕らはいつも、「こうあって欲しい」という欲求をどこかに持っていて、
それが満たされた時に感じる高揚感が大好きだなぁ、と思う。

ともおをはじめとするここに登場するキャラクターは「こんなとき、言えなかった正論を、気持ちを」代弁してくれるキャラクターとして存在してる。ように感じるんだなぁ。

例えば1巻の第1話冒頭。
終業式の帰り道、ともおは学校の色んな友達に通信表を見せてくれとせがまれる。
なんでだろう、とつぶやく本人に向かって、親友の木下は
「みんな、お前の悪い成績を見て安心したいんだよ」と。
本人に向かってそんなこと、きっと言えない。
けれど、この物語の中ではこういう直球な言葉が容認されている。
言われた本人までもが「なるほどなー」と納得してしまう。
あったよね、「あー自分よりも悪い成績のやつ、いるはずだよな」といった淋しい気持ちって。

そんな直球さが、大好きで、新刊が出る度に楽しませてもらっています。
ネタが豊富なところも作者のすごいところだと思う。



なんだか長くなりそう。
だけど気にせず今回は書いてしまおうかな、と。


「よつばと!」

これも実際のところ、ともおと同じくどこかが「ファンタジー」。
ざっくり言うと、虚構の中にある理想の世界。ともおもね。
あ、あと絵が結構シンプルで、話の中身もかなりそぎ落とされているように見えるのだけれど、実のところかなり濃いー。

1巻から始まって、現在8巻まで刊行されているのだが、
夏が終わったのは6巻頭くらい。1巻が夏の始まりで、だ。

1話完結型の話ばかりなのだけれど、よくよく見ていくと、その1話の次の日が次の話になっている。
つまり、本当に“毎日を描いている”マンガなのだこれは。
すごいよね、コレ。と、勝手に思っているのは私だけ?

僕らは毎日を、日々の7割くらいを仕事(や学生生活)をして暮らしていて、毎日がこんなにも色んな目を輝かせる時間を過ごしているとは限らない。
仕事をしないといけないし、それぞれの休日は家事や用事をこなさないといけない。
けれど、ここに出てくる5歳のよつばが行く先では、どうでもいいことも楽しくなっていく。

まさに1巻の帯に書かれている「いつでも今日が、いちばん楽しい日。」が表現されている。
すごい素敵なマンガです。

どうでもいいやりとりがいい。
「晩ご飯」についての話があるのだけれど、
冒頭でよつばが「ちょーおいしいものが食べたい」と言う。
とーちゃんは「残念ながら超おいしいものは扱っておりません」とあしらう。
すると「あー、そうだったかー、じゃあふつうにおいしいものでいい」と。
そこで「じゃあ今日はふつうにおいしいものにしよう」となるのだけれど、
それでよつばは喜ぶんだなー。すごいいい。ここ、すごいいいんですよ。

こういう日々を過ごしたい、でもまさにこれ、は無理かもしれないって思う。
夏休みが終わる時のような切なさ。だからこそこの世界を楽しみたい。
そう思ってしまうくらいに、とっても楽しい。
※上のリンクで、試し読みができます。気になる方はそこから入ってみては。



夏も終わり、これから秋が始まる気配が漂う毎日ですが、
みなさんいかがでしょうか。
先週、先々週と動きっぱなしだった私は、ゆっくりしています。
夏のようなマンガを読むのもアリだと思う。でもこれらの話にも、秋もやってくる。

とりとめもないことばかり、長くなってしまったなぁ。
興味のある方は是非。どちらもオススメです。
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by arittakewinds | 2009-09-13 09:56 | memo
メモ138
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ほんと最近、読んだ本のこと書いてなかった。
というわけで、少し紹介。

最近は、本屋に行くと、つい買わずに帰れないので、
ちょっと自粛しようかと思う今日この頃。
でも気になるからつい足がむいてしまうなぁ。


写真上から

男の隠れ家を持ってみた : 北尾トロ 著

以前読んだ「キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか」がすごく面白かったので、今回も期待して購入。
この人、ばかだなぁなんて思いながらあっさり読了。短いので、ほんとさらっと読めます。
にしても、なんてこのおっさんはチャーミングなんだろう。
なんとなく、なんとなくあった不安を解消するにはどんなことがいいのだろう。
といったところから“男の隠れ家”を手に入れてみるのだが、なんともうまくいかない。
そんな家庭、仕事場、隠れ家の三重生活の記録。

基本はシャイなおっさん。
自分の親戚にいたら、たぶん遊びに行きたいおじさんランキング1位だろうなぁ。

あと、表紙が福満しげゆき氏なのがちょっと面白い。




anmitsu book : フリースタイル刊

この本は、高校生たちが自分たちだけで発行しているフリーペーパーをまとめた本です。
予備知識なしで注文してから読んだのだけれど、びっくりした。
このフリーペーパーの初代編集長は、私よりも年下で、まだ大学生なのだ。

そんな若い人間が世の中にはたくさんいて、
社会人な自分たちよりもすごい活き活きと(って、これじゃ私達が活き活きとしていないみたいだけど、それはまた違う)活動しているって、いいな、羨ましいなと単純に感じました。

未だに本物に出くわしたことはないので、
見かけたときには是非、手にとってみたいと思う。




修学旅行は終わらない : 村崎友 著

この本は小説です。
ダ・ヴィンチという文芸雑誌(?)があるのだが、
そこが若手作家の作品を文庫化し、出版する企画第2弾の1冊。

なぜこの本を手に取ったか。
その理由の1つが、私は高校時代に修学旅行を経験していないのだ。
私の出身校は、先代たちの偉業によって、修学旅行が廃止されてしまっていて、
毎年全校生徒によるアンケートでも復活が叫ばれていたのだが、叶わずでした。

ということもあり、羨ましさと、経験していないのに感じる懐かしさをもって読みました。


期待していた以上にテンポよく話が進むため、とても楽しみながら読めました。
さまざまな人物の視点から1晩の出来事が進んでいく構成。

いいなー、本当に。修学旅行。
今からでもいい。修学旅行がしたいのだ。

と思っていたら、前出北尾トロ氏が「もいちど修学旅行をしてみたいと思ったのだ」という本を出していた。
ちょっと、北尾さん、シンクロしすぎじゃないですか。




海街diary2 真昼の月 : 吉田秋生 著

この本は漫画です。以前に1巻を購入していたので、待った2巻目、といったところ。
基本はこれ少女マンガです。
けど、全然誰が読んでも楽しめる作品だと思う。

それにしても、この漫画はいいです。
Amazonでのレビューにもあったのだが、「向田邦子のよう」という例えはかなり上手いなー。
このちょっとどろっとした家族の絡みはまさに、です。

話が上手いな、と。
漫画でよかったなー、これ。ほんと。
もし小説だったら、「なんか向田邦子っぽいよね、ふーん」ぐらいになっちゃうところが、
あれ、なんだかこの感じって、、、とひっかかりを持てる。
漫画のいいところはイメージを読者にダイレクトに伝えてくれるところだよね。

鎌倉に遊びに行きたい。




「 それからはスープのことばかり考えて暮らした : 吉田篤弘 著 」

この本は小説です。
最近、前回レビューでも「巴里の空の下~」を書いたのだが、
美味しいものが出てくる話はどうしても好きです。
美味しいものが食べたくなるし、読んでる最中も気持ちが前のめりになる。

以前著者の「つむじ風食堂の夜」を読んだ時にも感じたのだが、
彼の書く話からはすごいスローな印象を受ける。
読んでいるこっちはペースは一緒なのに、他よりもゆっくりな感覚。

そういうのって、すごいよね。
だれてるとか、遅いのではなくて、ゆっくり、なの。

スープが飲みたくなります、って言いたいところだけれど、
それよりも劇中に登場するサンドウィッチの方がもっと食べたい。


「暮しの手帖」での連載をまとめたというのも納得な、美味しい小説でした。



そういえば、最近は初めて「文藝」を買いました。
ほんと、あれってお得ですね。いち早く文藝賞作品等が読めるので。
ちなみに特集は柴崎友香さんでした。


ながーくなっちゃった。
まぁ、いっか。
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by arittakewinds | 2008-10-26 22:05 | memo
メモ129
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久々(?)のレビュー。
というかどれも読んでからかなり経っている。
でも気にせずレビューです。

左から。


論理と感性は相反しない : 山崎ナオコーラ 著

この本は小説です。短編15編からなる短編集のような形式。
これまでに著者の本は2冊ほど読んでいました。
今回印象としては、書きたいように書いたのだろうな、ということ。

なんだろうな。でもだからこそ、ちょっと受け入れ難い感覚が無きにしも非ず。
きっとそれは羨ましいなぁといった気持ちと、ホントに良いと思ったのかわからない気持ちが重なってそういった感覚が出ているのかな。
とりあえず、タイトル名は現代的で、そういうセンスがあるんだろうなーとしみじみ。

ちょっと読みたい時、そんな気分の時によいかも。
でもたぶん好き嫌い別れると思います。



雨の日も、晴れ男 : 水野敬也 著

これは小説、です。自己啓発小説、とでもいうのかな。
某ヒット作「夢をかなえるゾウ」の著者です。彼の著書は初でした。
また、この本、某有名ブロガー百式の田口さんからいただいた本です。
(この本を頂いたキッカケはIDEA*IDEA の方だった、かな)
本当に、ありがとうございました!

とっても読んでる時間は短かったです。
たぶん、会社の通勤時間1往復分あったかなかったか。いや、あった。

何事もポジティブに。
そうですね、まさに以前ヒットした「チーズはどこに消えた?」のような本だというのが適当かもしれない。

著者の本はこれが初だったのですが、よくよく調べてみると、
「温厚な上司の怒らせ方」の構成をしていたりと、多彩なかたのようで。
色々なところで活躍している、それって本当にすごいことだなぁ。

自分も色々見習うところがあるなと実感。
ちょっと眠れない夜、通勤時間が暇という時、そんなちょっとした時間で読み終えることが出来る、そんな本です。
あと、題字が可愛い。




巴里の空の下 オムレツのにおいは流れる : 石井好子 著

この本はエッセイです。
シャンソン歌手としても有名な著者が書いた、50年以上も前の本。
それでも色あせない中身と装丁。素敵です。

ヨーロッパに行くというのが、今よりも相当困難だった当時、
歌いに行くということで出向いたその先や、さまざまなところでの話。

料理本エッセイとしてのカテゴリに入るのだけれど、
詳しいレシピは書いていない。
けれど、もう、どれも美味しそうだ(といっても特別すぎる料理ばかりが載っているわけではない)。
嗚呼、読み終わった際におなかがすいてしまうような本というのは成功しているのだなぁ、と。
ところどころが昔の言葉のままなのが、また時代を感じて良いなぁ。

パリに、行ってみたくなる。
ご飯が、食べたくなる。
母にあげたいと思った。

そんな1冊です。
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by arittakewinds | 2008-07-11 00:59 | memo
メモ125
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最近読んだ本の中から。

左から。


センネン画報 : 今日マチコ 著

これは漫画です。
1ページずつの、漫画。
本人のブログで毎日更新されている1ページ漫画を単行本化したのが、これ。
前からブログは見ていて、ほぼ読むというより見るってのが適当だろうな、と。

にしても、女の人のエロってのは、こういうところからきてるのかなぁ、といった印象。
高校の教室のカーテンとかが、よく登場しますが、あーそうか、と。

世の中で言う、おしゃれ女の子、が好きそうな本だと思います。


「毎日描く」というとんでもなくすごいことを続けている人。
自分も「毎日続け」よう。なんでもいいから。





「 くちぶえサンドイッチ ; 松浦 弥太郎 著

この本は、随筆集です。
著者は中目黒にある COW BOOKS という古書店の店主。
そして『暮しの手帖』編集長でもある。

にしても、これを読めば読むほど、中の話は本当なの?と言いたくなるほど。
まぁ、随筆というのだから、それは実のところは「日記」ではないのだけれど。
それにしても、読んでて「はーん?」と言ってしまいそうになるくらい、格好ついてる(という表現はおそらくおかしいけれど、でもそんな感じなんです)。

でもきっと、これくらいキザで、自分の過去をそんな表現でどんどん書くことができる人だからこそ、というところがあるのだろうなぁ。


いや、でもこうしてここに色々書いている自分だって、それはそれで相当同じようなものか。
と、今キーボードを打ちながら思った次第。


とりあえず、今度中目黒に行ってきます。
南青山にも、店舗があるみたい。





Story Seller : 伊坂孝太郎、有川浩、etc

この本は、文芸雑誌です。
伊坂氏や有川氏をはじめ、若い(?)作家さんの書き下ろし中篇作品を掲載。
非常に読みやすく、ちょうど良い文量。
これは、通勤通学時や、ちょっと寝る前とかにいい感じだと思います。

伊坂氏が気になって購入した、というのもあるけれど、
それ以前に、前回書いたように読んだばかりだった有川浩の中篇もあるということで、とてもお得感がありました。


文芸雑誌であるから、紙質が少々やすっぽいのが難点ですが、
その分お財布にはとても優しい。

全体的に見ると、ミステリー作家系が多いのかな。
といっても、そこまでそこに拠った作品があるわけでもない、です。


ちょっと読書したいなー。
という人には、おすすめです。
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by arittakewinds | 2008-05-25 20:13 | memo
メモ123
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最近読んだ本をいくつか。


上から、

「 四畳半神話大系 : 森見 登美彦 著 」

この本は小説です。
「夜は短し歩けよ乙女」の著者の長編2作目、文庫化したものを購入。

こういうものを読んだ時に、著者の作暦を知ると、いつも思うのが
自分が初めて読んだものが「第一作では決してない」ということ。です。

その人にとっては、(例えば私が読んだその本が)ついに出た大ヒット作だったとしても、
それ以前から、やっぱり色々書いていたりするわけで、

“単行本で、話題の本を購入・読了”→“文庫でそれ以前に出版したものを購入”→ あれ?

みたいな感覚がたまにある。あるんですよ。
まぁ、それはさておき、構成が普通ではなく、面白く読むことができました。
簡単に言うと、短編集のように見えて、そうではない、並行世界モノでした。

主人公が、あの時こうしていれば。。。
が4篇に分けて収録されています。
出だしとかが似ていたりして、「何度も同じこといってる気がしちゃう!」と感じる人もいるかも。
そこはぐっと堪えて読み進めてもらうと、ほほーっう、みたいな感じだと思います。
文体は、相変わらずで好きです。



「 コーヒーもう一杯 Ⅳ : 山川 直人 著 」

この本は漫画です。
短編集となっているこのシリーズ、4冊目。
どの話にも、少なからずコーヒーが登場します。
私自身はコーヒーを全く飲みませんが、この漫画を読むたびに
嗚呼、コーヒーも良いものかもなぁと思ったりしなかったりします。

絵が苦手な人は苦手かもしれませんが、
好きな人はしっかりハマル、そんな漫画家さんかと思います。
興味があれば是非。




「 阪急電車 : 有川 浩 著 」

この本は小説です。
題名通り、阪急電車(正確には阪急宝塚線、らしい)を舞台にした短編集。

一駅一駅ごとに、いろんな人がいて、いろんな人の話が重なり合っていく。
といった構成のもと、折り返し地点から往路での人々の “その後” が描かれています。

「図書館戦争」の著者の最新作ということで、
まずはシリーズものの前にこちらを読んでみようと思ったのですが、
ひとつ勘違いしていたところがありました。

勝手に、著者を男性だと思い込んでいた。
前作のタイトルとか、なんだかね、そう思い込んじゃうでしょ?
でもこの本を読んでいけば読んでいくほど、
「あれ、女の人が書いているような、書き方だなぁ」と。
基本が可愛らしい話が多かったということもあります。

しかも、この人、出身はライトノベルだという。
なんだか、不思議。そういう人も、やっぱりいるのだなぁ。
まぁ、図書館戦争はそっちのノリだから、それもそうか。

すぐに読み終えてしまうくらいの文量でした。
通勤、通学の際に読むには、本当にちょうど良いのかも。
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by arittakewinds | 2008-05-04 12:03 | memo
メモ120
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小出しにしていこう、と思いつつも、
やっぱり書くのが億劫になったりでつい書きそびれていた。


と、思ったので、何冊か。写真左から。




「 記憶に残るウェブサイト : 川上俊 他 」

これは、インタビュー本です。
現在ウェブの業界でデザイナーだったり、ディレクターだったり、
そういった仕事をしている人たちに対してのインタビュー集。
装丁もかっこよかったので購入。

この人たちの話を読んでいて感じたのは、
自分は、やっぱりこの人たちの次の世代で生きてきているのだなということでした。
(それとも自分が無知なのか)

大抵の人たちが mosaic(モザイク : IE 等の原型といわれる初期のブラウザ)が登場した頃、だったりするし。
というか触ったことないし、mosaic。

という話は置いておいて、個人的にためになりました。
気になった言葉とかだと、
“間違っているというところばかりに集中するんじゃなくて、「みんながそれぞれの見方において正しいんだから、じゃあどうやって物事を見ていくか」っていうことじゃないか”

とかかな。

それにしても、先日の「プロフェッショナルの流儀」で中村勇吾氏が出て、色々話題ですが、関心空間での人気キーワード第1位が氏だというのも、なんだか時代だなぁと感じたわけです。
それとも関心空間にはそういうリテラシーが高い人が多いの、か。






「 ワンダーワード : 柴崎友香 著 」

これは、対談・エッセイ本です。
小説家である著者が、自身の好きな漫画家と対談をするという、なんとも羨ましい企画が出版化されたもの。
なかには有名な方ばかり(ちなみに私の購入のキッカケは荒木飛呂彦氏と五十嵐大介氏!)。

正直この本は、登場する漫画家を知らないと面白くない本かもしれない。
でもその分知っている人だったら、いい。
と、まぁかなり読者を限定するものになっている気がする。

それにしても、今大人気(?)な漫画家、浅野いにお氏の顔ってこんななんだ。
と、きっと見たらみんなが思うような気がするのは、私だけだろうか。


読後、漫画が読みたくなりました。
「天然コケッコー」とか、ね。






「 淋しいのはお前だけじゃな : 枡野浩一 著 」

この本は歌人である著者の短歌と、それに対する物語(?)が入った本です。
この人の短歌が、結構好きで、これまでにも何冊か読んでいた。
という経緯もあり、購入。

これまで私が読んだことがあったものよりも、その背景となる(?)物語がついたせいなのか、否か、とても静かな印象を受けた。
まぁそれにしても、タイトルの最後に文字を付け足さないところや、
関西弁がついうつってしまうことについての話だったり、上手だなぁと感じた。
当たり前でしょ、それ。と思いがちなことをしっかり書いていて、「あぁ、そうですよね」と。
だから著者の歌とかは、好きです。あと、読みやすいもの。



解説にも書かれていたが、
この本にある文章が書かれたのは、まだ携帯電話が普及する前。
だから電話のやり取りが「公衆電話」だったり、
言葉のやり取りが「手紙」だったりする。

なんだかそういう時代も、やっぱりあったのだ、なぁと。
中学生のころとか、どうしていたのか、と思う。
けど、よく考えたら手紙なんて出した記憶はほとんどないのだった。

授業中に、手渡されたノートの切れ端に色々書かれたソレとか、
そういうのって、未だに中学生はしているのだろうか。
きっと、メールだよね。

好きだなぁと感じた歌があるが、
それは是非、この本を読んだ人と話をしたいと思う。
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by arittakewinds | 2008-04-06 21:30 | memo
メモ115
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最近読んだ本を。

買っても読んでいない、とか。
読んでもここに書くのを放置、とか。
そういうのがとっても多い気がする。最近。


買ったら読もう。
読んだらなんでもいいから忘れない内に何か残しておこう。


というわけで、最近読んだ中から何冊か。
左から、



「 3月のライオン : 羽海野チカ 著 」

これは漫画です。
最初買う気まったくなかったのだけれど、電車のつり広告とか、本屋とかで
よく見かけたのでつい購入。
主人公がプロ棋士の話なのだけれど、正直将棋についての知識がなさ過ぎてその部分を楽しむことができなかった。(本当は対局のあった話のあとにある解説で「あー、そうなのか」となれればより楽しむことができるのかなと思う)

前作は少女マンガ誌だったけれど、今作は少年マンガ誌ということで、
やっぱり趣向がちょっと違うのかな。でも中身は少女マンガっぽかった。

舞台が東京の東側(?)のような感じがして、自分の知らない場所だなぁとしみじみ思いながら読んでました。




「 主題歌 : 柴崎友香 著 」

この本は小説です。
大阪弁の登場人物を書く作家さん。「きょうのできごと」とか、の人です。

毎回この人の本を読んで思うのは、中途半端な感じで終わるなぁというところ。
たぶん、それはわざとだし、ほんとは中途半端じゃないのかもしれない。
けど、現代小説(っていうとそれもまた違うと思うのだけれど)特有の、「なんとなく~ゆるい」感じというか、そういう部分をかなり前面に持っている。
ちなみに芥川賞候補作品だったらしい。

女の子が、可愛い女の子を見て「あの子いいね」と話している。
僕らが「あの子いいね」というのとは違うんですよ、女の子の感じる「あの(女の)子いいね」は違うんですよ。
と、誰しもが「それあるね」といった感情を共感させながら読ませる感じが、いいんだろうな、と思う。



「 ナガオカケンメイのかんがえ : ナガオカケンメイ 著 」

この本は著者の日記(ブログ?)を出版化したものです。
でもちょっと自己啓発本に近いかも。

最近赤いのがでて(2冊目)、読んでみようと思い、1冊目を購入。

著者の考えていること、これまで経験してきたことからの推察。
そういったものを書き留めてきましたって内容なのだけれど、
ところどころに「そうですよね、耳が痛いです」といった内容が多い。

“「何でもできる」というのは、個性にしていくことは難しいし、自分がそれを「個性」と思っていても、周り(消費者)は、そう考えてはいない。”

何か突出したものをもたないといけない。って本当に思った。
そう思い始めてから、最近はちょっと取り組み方を変えてみた。
でも思い通りに行かないことばかり。

そろそろ2冊目のほうも、買って読もうと思う。




「 明日の広告 : 佐藤尚之 著 」

この本は新書です。
某広告会社に勤める人の考える、これからの在り方。

最近のこういった本の特徴として「ウェブ推進派」、「4マス擁護派」に分かれるものが多いのだけれど、どちらも経験し、そこから俯瞰して考えを発しているためとても興味深く読めた。
(どちらかに拠っている話は、どこか腑に落ちない感じがしていたので)

"消費者は、どんどん変わってきている。
それなのに消費させたい側(広告主然り、広告制作側然り)は未だこれまでの手法に捉われている。"

本当にそう思う。変わらなきゃいけないし、そこは声を大にして周りに言わなきゃいけないと思った。
実際今ベンチャーとして名を出している会社の大半も、その設立時からの文化で今も仕事をしているし、それはもう既に古いのだということに気付いていない(のか、変えることが億劫に感じている)。

実際「知っていた」ことではあったのだけれど、
文章としてしっかり認識することで意識がハッキリした感じ。
著者のような人が、自分の上司としていたら、どれほど嬉しいことか。

もう一回読み直そうと、思う。




「 進化しすぎた脳 : 池谷裕二 著 」

これは、一応新書扱いだけれど、単行本、かな。
大脳生理学者である著者が、学生と一緒に「脳」について考えていこうといった内容。
とっても面白いし、すっごいドキドキしました。


“交通事故で手を失ってしまった人が、義手をする。その人の体の一部は生身じゃない。
その場合、その人のままであり続けるか。もちろん「私は私」だよね。
さらに足までが義足になったとしても、「私は私」。心臓が人工心臓に変わっても「私は私」だよね。
そうやって少しずつ体の部分を取り替えていったら、どこまで変えたら「私は私」じゃなくなると思う?”

私の中では、やっぱり「自分の意識が自分を認識している」状態であれば「私」であり続けられるのかなっと思っていたけれど、
じゃあその「自分が自分を認識」するために必要な細胞っていうのは、もちろんたんぱく質から作られているわけで、そのたんぱく質とかそういったからだの大半は新陳代謝によって日々死んで、新しくなっていく。
じゃあその配合が、組み合わせが何かの拍子で「チョコンッ」と変わってしまったら、どうなってしまうんだろう。って。


でも、そんな「脳がなんでそんなことを考えるの?」って考えているものが「脳」なわけで、なんだか、やっぱり不思議だし、面白い。

この人の講義を、高校生の頃に生で受けていたら色々ともっと面白くなったのかもしれないなと、月並みな感想で締めてしまうけれど。
でもやっぱりそう思った。「脳」って面白い。




と、今回はちょっと多くなっちゃいました。
今度からは小出しに書いていこうと思う。溜めると書くのもしんどいし、ね。
って、誰がこれを読んでるかってのもよくわからないけれど(基本は自分で読み返してるだけ)。
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by arittakewinds | 2008-03-16 21:05 | memo