メモ169
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(500日)のサマー


昨日の夜、観てきました。渋谷シネクイント。
とても素敵な映画でした。
心をグッと鷲掴みにされるような、そんな映画。


空中キャンプさんも仰っていましたが、
おもいだすだけで胸を抉られるような記憶を、まるでかさぶたをはがすように、われわれは何度も反芻してしまう。 via 空中キャンプ
まさにそこだと思いました。この映画の魅力は。


人というものの記憶って、とても精密で、とても曖昧に出来ていて。
あの時食べたご飯は誰とどんなタイミングでどんな味だったのか、しっかりと覚えているのに
昨日の夜ご飯は食べたのかそれともジュースだけだったのかすら、覚えていないことがある。
しかもその時間軸は曖昧です。

一週間前に食べたイタリアンが忘れられなくてさっきはお腹がぐうぐう鳴っていたのに、
お昼ご飯に食べたコンビニパスタを思い出して食欲が削がれてしまう。その逆だって、ある。

私たちは、そういった色んな記憶と、経験の積み重ねで生きていて。
だから貴方も、貴女も魅力的に生きている。
そう思うんです。


だからなのか、そうなのか。
むしろ自分が言っていることが正しいかどうかも怪しいですが、
主人公のトムに自分を重ねながら観ていました。
もうね、泣くかと思った。

主人公のみっともなさ、格好悪さに共感しながら胸がキュッとなり、
ヒロインであるサマーのキュートさに心をグッと掴まれて。


他にもミュージカルのような演出や、
会社のみんなでカラオケに行ったときのシークェンスなど、
音楽をうまく使っていて、観ていて、聴いていてとても気持ちよかったのも覚えています。




もう一度。そうですね、もう一度観たいなと思いました。
まだ上映中、ですが上映館は少ないので、興味のある方はしっかりと調べた方が良いかと思います。
約90分と短尺なのであっという間に終わってしまいます。
さらりと抜けるように観ることのできる、素敵な映画でした。
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by arittakewinds | 2010-02-01 21:54 | memo
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