メモ175
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告白


中島哲也監督最新作。観てきました。新宿はバルト9で。
あー怖かった。エンドロールが終わり、会場が明るくなった瞬間に私が思ったのは、それでした。

映画全編が、登場人物の「告白」、つまりナレーションで進んでいく流れは肯定的に捉えるか批判的に捉えるかといったところから入る、かも。(以前、どの映画か記憶があやふやですが、「もっとナレーションを少なめにしてくれたら」と書いたこともあったりするので)
私は肯定的に捉え、観ることができていたと思います。
むしろナレーションで進まなければここまで「怖かった」と思わなかったんじゃないかな。きっとね。


最近「怖い」と他に思ったことってあっただろうか。
そんなことを帰り道に考えていました。
皆さんはどんなことに「怖い」と感じましたか?最近の話。

私は、何が怖かっただろう。
〆切が迫ってきている案件で、まだ思ったような状況に経っていない時?
ぼーっと歩いていた時にぶつかったおじさんが明らかに怖い人だった時?
心ない一言で、相手が口を小一時間口を聞いてくれなくなった時?
3番目は、結構怖いですね。

きっとね、それよりも「嬉しかったこと、楽しかったことが思い出せない」ことが怖いなぁ、と今書いていて思ったり、思わなかったり。
淋しいじゃない、だって。あの時のことも、あのことも、思い出せないんだよ。
だとしたら、何を覚えているのだろう。その人は。そんな私は。
特に何も覚えていないのかもしれない。
涙さえ流すこともできないかもしれない。
比較対象がないのだから。

もっともっと楽しい、嬉しいことを探していこう。
美味しいものだってもっと食べたいし、観てみたいものだって、沢山あるよ。


そういえば、この映画には食事があまり描かれていませんでしたね。
必要最低限の食事ではなく、心を潤すための食事を、日々心がけていきたいものです。

ひとに「おもしろかったよ」という言い方は難しい映画で。
「とても映画力の、迫力のある映画だった」と言えばよいのかな。
観て損はしないはず。映像美もさることながら、演出の巧さはさすがでした。
興味のある方は、是非スクリーンで。
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by arittakewinds | 2010-07-04 22:58 | memo
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