![]() ちょっと前に観てきました。 村上春樹原作の、長編小説を映画化。 主演松山ケンイチ、そして菊池凛子に、新人水原希子など出演陣もなかなか。 他にも糸井重里、細野晴臣、高橋幸宏など、 おっと思わせるキャスティングも素敵でした。 それにしても、よく映画化したなあ、と。 ますはそれが感想でした。 ちなみに、村上春樹原作の映画化作品では、「トニー滝谷」が好きです。 この映画を観ていた時にふと感じたこと、 それは、人はいつの時代の話でも、受け入れてしまうのだなぁ、ということ。 原作である「ノルウェイの森」は、1987年に出版され、既に23年経っている作品で。 つまりね、私が生まれて「小説」なんてものがまだまだ読むことが出来ず、 「じゅーす!」や「これ、すきー!」なんて子供然と何も考えていなかった頃に、 大人のみんなが頭を悩ませて読んだであろう話なのだ。 そんな話を、26歳になった私が、映像化されたそれを観ている。 すごいな、と。思ったわけ。 物語って、文章って、言葉って、すごいんだなー。なんて。 思ったりね、しながら観てました。 先日上司から「最近は飲み会に行ったら自分からはあまり話をしないようにしている」といった話が。 それはどういうことかというと、何度も同じこと、昔話をしてしまうのだとか。 そんな、一見「過去の話」が、今も私たちの間では「聞いた瞬間に、今受けた新鮮な話」となったり、するんだなぁ。 過去の話は、新鮮な話なのだ。 だからこそ、私たちは日々新旧問わず「物語」を、求めてしまうのかもしれない。 そう、どんな話もね、新鮮なんだよ。 だから毎日が楽しくて、毎日が驚きで、とめどないのだろう。 どうしようもできないことだらけの映画だった。男女の。 そう観終わった時の感想を言われ、まぁ、そうなのかもしれないなんて。 ここに出てくる全ての人物たちの行動が、気持ちが、どうしようもできないんだよ。 それは、「不可能」という意味ではなくて。きっと。 「どうしようもできないくらい」の感情の中で、動いている。 それが、どうしようもできないこと、だらけになってしまっているんだよね。 どうしようもできないくらいの気持ちの中で、 今私たちは過ごしていますか。ね。
by arittakewinds
| 2010-12-23 09:48
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