メモ138
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ほんと最近、読んだ本のこと書いてなかった。
というわけで、少し紹介。

最近は、本屋に行くと、つい買わずに帰れないので、
ちょっと自粛しようかと思う今日この頃。
でも気になるからつい足がむいてしまうなぁ。


写真上から

男の隠れ家を持ってみた : 北尾トロ 著

以前読んだ「キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか」がすごく面白かったので、今回も期待して購入。
この人、ばかだなぁなんて思いながらあっさり読了。短いので、ほんとさらっと読めます。
にしても、なんてこのおっさんはチャーミングなんだろう。
なんとなく、なんとなくあった不安を解消するにはどんなことがいいのだろう。
といったところから“男の隠れ家”を手に入れてみるのだが、なんともうまくいかない。
そんな家庭、仕事場、隠れ家の三重生活の記録。

基本はシャイなおっさん。
自分の親戚にいたら、たぶん遊びに行きたいおじさんランキング1位だろうなぁ。

あと、表紙が福満しげゆき氏なのがちょっと面白い。




anmitsu book : フリースタイル刊

この本は、高校生たちが自分たちだけで発行しているフリーペーパーをまとめた本です。
予備知識なしで注文してから読んだのだけれど、びっくりした。
このフリーペーパーの初代編集長は、私よりも年下で、まだ大学生なのだ。

そんな若い人間が世の中にはたくさんいて、
社会人な自分たちよりもすごい活き活きと(って、これじゃ私達が活き活きとしていないみたいだけど、それはまた違う)活動しているって、いいな、羨ましいなと単純に感じました。

未だに本物に出くわしたことはないので、
見かけたときには是非、手にとってみたいと思う。




修学旅行は終わらない : 村崎友 著

この本は小説です。
ダ・ヴィンチという文芸雑誌(?)があるのだが、
そこが若手作家の作品を文庫化し、出版する企画第2弾の1冊。

なぜこの本を手に取ったか。
その理由の1つが、私は高校時代に修学旅行を経験していないのだ。
私の出身校は、先代たちの偉業によって、修学旅行が廃止されてしまっていて、
毎年全校生徒によるアンケートでも復活が叫ばれていたのだが、叶わずでした。

ということもあり、羨ましさと、経験していないのに感じる懐かしさをもって読みました。


期待していた以上にテンポよく話が進むため、とても楽しみながら読めました。
さまざまな人物の視点から1晩の出来事が進んでいく構成。

いいなー、本当に。修学旅行。
今からでもいい。修学旅行がしたいのだ。

と思っていたら、前出北尾トロ氏が「もいちど修学旅行をしてみたいと思ったのだ」という本を出していた。
ちょっと、北尾さん、シンクロしすぎじゃないですか。




海街diary2 真昼の月 : 吉田秋生 著

この本は漫画です。以前に1巻を購入していたので、待った2巻目、といったところ。
基本はこれ少女マンガです。
けど、全然誰が読んでも楽しめる作品だと思う。

それにしても、この漫画はいいです。
Amazonでのレビューにもあったのだが、「向田邦子のよう」という例えはかなり上手いなー。
このちょっとどろっとした家族の絡みはまさに、です。

話が上手いな、と。
漫画でよかったなー、これ。ほんと。
もし小説だったら、「なんか向田邦子っぽいよね、ふーん」ぐらいになっちゃうところが、
あれ、なんだかこの感じって、、、とひっかかりを持てる。
漫画のいいところはイメージを読者にダイレクトに伝えてくれるところだよね。

鎌倉に遊びに行きたい。




「 それからはスープのことばかり考えて暮らした : 吉田篤弘 著 」

この本は小説です。
最近、前回レビューでも「巴里の空の下~」を書いたのだが、
美味しいものが出てくる話はどうしても好きです。
美味しいものが食べたくなるし、読んでる最中も気持ちが前のめりになる。

以前著者の「つむじ風食堂の夜」を読んだ時にも感じたのだが、
彼の書く話からはすごいスローな印象を受ける。
読んでいるこっちはペースは一緒なのに、他よりもゆっくりな感覚。

そういうのって、すごいよね。
だれてるとか、遅いのではなくて、ゆっくり、なの。

スープが飲みたくなります、って言いたいところだけれど、
それよりも劇中に登場するサンドウィッチの方がもっと食べたい。


「暮しの手帖」での連載をまとめたというのも納得な、美味しい小説でした。



そういえば、最近は初めて「文藝」を買いました。
ほんと、あれってお得ですね。いち早く文藝賞作品等が読めるので。
ちなみに特集は柴崎友香さんでした。


ながーくなっちゃった。
まぁ、いっか。
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by arittakewinds | 2008-10-26 22:05 | memo
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